2008年10月28日 (火)

こどもを大切にする心

少子が問題になっています。

子供を大切にしない社会なのだからしかたがないようにも思えます。

Dscn9894_ssr子供を大切にしないということは、ほかの人を大切にしないことと通じていると思います。

それが頑強な男であろうが、年老いた女性であろうが、大切にされていないと感じる人のいる社会では、きっと、少子は「しかたがない」ことになってしまうと思います。

「経済の世界で会社が発展すると、その会社の社員は豊かになれる。だから、まずは、会社が順調に発展するように、努力を続けよう。発展を達成するまでは多少の我慢は仕方がない。」などというのは、社員を大切にしている会社の言葉ではないと思います。

最近の経済社会が「信用」で動いていて、その「信用」が揺らいだから、世界中が大騒ぎしています。

そもそも、昨日と今日とで価値の大幅に変化する「お金」を基準にして物の価値を測ろうとすること自体が間違っていると思います。目盛りがふらふら変化するものさしで長さや重さを測ったとき、その値を信用できますか?

でも、さて、そんな話を私たちの日常生活とは別の世界の話のように感じている人は、すくなくとも私の周りには、多いように思います。私たちの大切なものの価値は、最近の経済の浮き沈みとはまったく関係のないところで、しっかりと維持されていると感じます。

世界経済を否定する気はありませんが、別の、しっかりした基準を持つ社会がなければ私たちは安心して生きていけないのではないでしょうか。そういう意味では、世界経済から一番遠い農村の一隅に住んでいて、「毎年、変わり映えのしない生活」を続けている私たちには、普遍的な価値観が在るし、それは自然に密着した生き方をしている限り持続するのでしょう。そういうところこそ、実は、子供が育つ環境として最も適しているのに違いありません。

都市在住の人が不安定な価値観から遠ざかろうとして、農村に住むことを選択する、そういう世の中に大きく変わろうとしているような気がしています。

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2008年10月 8日 (水)

地域の木質バイオマスの活用

木の資源を有効利用する方法が模索されていますが、小さく刻んだものを押し固めて小さな円柱状にした「ペレット」もそのひとつとして製作と利用が試行から実用にむけて試されています。

Dscn9793_ss 直径は6mmか8mmで、特に規模が大きければ8mmが使われるということでした。圧縮されているので燃えつくとあとは次々と燃え続け、ころころと動くのでタンクから自然に供給されて操作が楽です。

ガスの炎に慣れた若者の目には、青ではなくあかあかと炎を上げるストーブは、珍しいかもしれませんね。もちろん、年配の方は焚き火の経験や教室のストーブを思い出すと思います。なんだか、炎は人の心を和ませる力が有るようで、地域のエネルギーをその地域で有効利用することができるのなら、こういう選択肢も検討の余地があると思います。

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2008年9月23日 (火)

水の中を覗き込む

川の水を岸から眺めていると、水面には空が写っていて、水の中はなかなか見えません。

釣りの好きな人は水辺に出かけますが、しかけを使いながら「見えない魚との駆け引き」を楽しむのだそうです。つまり、水の中は、やはり、直接見ていない。

水の中を覗き込む機会は、私が悪ガキだった頃には日常的な事でした。それが夏休みの日課だったのです。そのままだと、波が邪魔をしてゆらゆらゆれて細かいところは見えにくい。もちろん、すばやく泳ぐ魚はすぐに視界から外れていくし、底にいる魚は保護色でじっとしているからなかなか見つかりません。- それを見つけるのが喜びでもあるのですが。

Dscn9489_pss 最近の子供は川を「危ないところ」と教えられますから、なかなか近づけません。機会そのものが失われているのです。でも、川には生き物がいます。行けば出会うことができ、相変わらずの様子で迎えてくれるはずです。

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2008年9月22日 (月)

川の中の生き物たち

川は水が流れるところ。というのは常識ですが、考えようによっては豊かな生き物の棲息場所ですね。

Dscn9509_ss これはとても大切なことです。都市だけでなく、農村でも、いわゆる「豊かな自然」は、探さないと見つからなくなっているからです。人間の意図に従わない自然の生き物は「邪魔者」として、除草剤や殺虫剤がひそかに多用され、無機的な景観要素が増えているのです。

Dscn9546_ss その点、川はほとんどの人々の生活から切り離されていて、「身近に在りながら近づかないエコトープ」であると思うのです。もちろん、都市の川より農村の川のほうが豊かだと思います。でも、川の水辺には美しい自然が息づいています。大切にできるような社会的環境が次第に整備されるよう、努力を続けたいと思います。

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2008年4月21日 (月)

豚の~ドナドナ~

Dscn6425_ss昨日、放牧場から豚を出してトラックまで道路を追っていきました。

1日後には屠殺されるわけですが、懸命に歩いていました。

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2008年4月17日 (木)

うー、空けてしまった

またまた長いトンネルでした。

元気だったのですが、目の前のことに追われていました。ま、年度末と年度初めが忙しいのは世界中の傾向でしょうけれど、年度が4月から始まるわが国ではこの時期になるんですね。

さて、以前にも書いていました「ドングリ豚」ですが、2月の後半からドングリを20%入れた餌をやっていましたが、いよいよ、先月から順次屠殺に出し、肉を受け取って試食する段階に入っています。これが、おいしいのです!

個人的な意見と多くの人々の意見がほとんどブレずに一致しているので、間違いないと思います。肉に香りがあり、独特の豚らしい臭みが感じられないというのが最初の感想です。そして、脂身がギトギトしていなくて、あっさりしていて脂身を食べてもおいしい。脂身だけでも食べられるほどです。

プロジェクトの関係者による試食会はホテルのシェフが料理して下さるので、一流のフランス料理になったりして、この肉本来の良さがかえってわかりにくいという感想も聞かれましたが、その辺は仕方がないと思っています。でも、われわれ、直接関わっている者が自己流で食べたシンプルな料理では、「肉そのものがすこぶるおいしい」と確信しました。

まだまだ、実践段階までに解決しなければならない疑問もたくさんあり、そこがもどかしいともいえますが、それが身上でもありますから、一般の人はもう少しお待ちください。

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2008年3月10日 (月)

風がやさしくなりました

この季節は、好きです。好きな人は多いと思います。

わくわくしますね。

春の野にい出て若菜摘む

このフレーズが何回も想起されます。

農村地域に住んでいる人の、特に好む環境だと思います。

農家の人はこれからすこぶる多忙な季節を迎えます。その直前のひとときですね。

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2008年3月 3日 (月)

受け継ぐ

自分の生命を全うしてしっかり生き抜くことは難しいようで誰もがしています。同時にそれは、やさしいようでいて、とても難しいですね。

たとえば、誰か一人が突然いなくなったとして、最近の社会の具合なら、場合によってはすぐに代りの人が仕事をするようになるかもしれません。つまり、人が代わっても仕上がりに大差が出ないような機械仕事が多いわけです。これからはもっとそういう方向に進むのでしょうか。

人間関係は機械化できないし、してはなりません。逆に言うと、これからの人間はそんな部分で仕事に自己主張をすることになりそうです。 - でも、実は、それこそかつての社会に当たり前の仕事の進め方でした。個人の魅力が成果に盛り込まれる社会って、憧れませんか?

この場合、その人にはなりきれないから、別の人がその人の魅力をそのまま受け継ぐことが難しいわけです。地域社会の個別の魅力は、その積み重ねですから、歴代の継承者による「少しずつ違う工夫」が追加され、多くの人に受け入れられる仕上がりになっていると言えるでしょう。

これが今、継承されないのです。地域社会の貴重なノウハウが受け継がれない。「後継者」という人が「いる、いない」の話だけでなく、受け継ぐ必然性が感じられない社会の事態が有るからです。その根は深い所にあり、多岐にわたる要因に関わっています。 - 至急になんとかしなければなりません。残された時間が短すぎます。

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2008年2月21日 (木)

冬の寒空に

放牧している豚君達は雪の中、凍てつく朝にも”暖房”はありません。ただし、給餌器を設置してある、同じ屋根の下で寝ています。四面のうち一面だけにトタン波板の壁が有ります。

屋根の下に自分たちで丸く掘り下げた穴があり、そこに寄り添って入って寝ています。深さは30㎝程度で、気温が低いときにはその穴の土から湯気がでています。

トイレは屋根小屋から3~5mほど離れたところまで出て行ってしてくるようです。もちろん、それより遠いところは制限なしです。でも、間違いなくきれい好きで、行動の細部にも、はっきり現れています。生きていくためには当然の配慮ですね。

12月の初めのころはぽちゃぽちゃした肌でしたが、寒くなった最近はびっしりと剛毛が生えていて表皮も固くなっています。立ち木などに体をこすりつける動作は寒くなる前からでしたが、最近は乾燥肌も加わったかな。

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2008年2月20日 (水)

状況判断

のほほんと暮らすことができれば気楽で良いなと思うことも有りますが、今の世の中ではそんな暮らし方は自分の可能性を片端から捨てることにもなりかねません。

農村暮らしが憧れとして語られるばあい、その一部には都市暮らしの目まぐるしさ、情報の多すぎを毛嫌いしている人の存在が見えてきます。もちろん、全員ではありませんが、「自分のペースで自由に」が「周囲の人との交流を遮断して」にすり替えられていると感じたりします。

もちろん、それでは長続きしません。実際の農村住まいは周囲の人との適度な交流があってこそ本物になるわけです。実際、近所の人からトラブルメーカーと位置付けられるようなアイターン者は「いつのまにかいなくなる」ようです。

自分の活動がうまくいくためには、不断に自分の周囲の状況を観察して、自分にとって重要なら、微妙な変化にも対応しようとおもっているので、そのためのセンサーについては、常にメインテナンスを怠らないよう心がけています。

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